「今やるか。一生やらないか。」(その3)! 横浜でおすすめのカウンセリング

2019/07/06 ブログ
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人生では、望む望まないに関係なく選択を求められる時があります。その決断で大きく人生が変わってきます。

「今やるか。一生やらないか。」

30歳前に友達の紹介でひとつ上の女性と知り合いました。タバコを吸わない私は、タバコを吸う彼女は対象外でしたが、お互い結婚したいと言う願望もあり、タバコを止める条件で結婚することになりました。

 

ひとり暮らしから夫婦2人での生活は、お互い嫌な部分が気になってしまいケンカも多かったです。当初は離婚も考えましたが、自分の選択に責任を感じ我慢しました。おそらく奥さんも同じだったでしょう。2年目に子供も生まれ。さらに大きな責任を持つ立場になって少しづつ自分に変化を感じるようになりました。

 

仕事の責任、家庭の責任、子供の成長の責任

 

結婚して子供を育てる事は人を大きく成長させます。それは今まで「個人」だけの責任であったのが、「家族」に責任を持たなくてはならなくなるからです。

 

それは家庭の幸せや子供を慈しみ育てることだけではなく、それまでは仕事関係の人間関係だけだったのが、学校や地域のコミュニティとのつながりから協調性や社会性を身につけることができるからです。

 

夫婦がいつまでも同じ方向を見て歩んで行ければ良いのですが、必ずしもそうならないのが現実です。私も離婚を経験しました。

 

当時は自分に非はないと思ってましたが、それまでのお互いの不満の蓄積が原因だったと思ってます。話し合いが必要とよく言いますが、お互いが相手の話を聞く耳を持たなければ、ただ言い合いになるだけで更に不満が積もるばかりです。結局、私が我慢できず離婚を伝えました。

 

私は子供のためではなく、自分のために離婚を決断しました。それは辛い決断であり深くて暗い長いトンネルを進むような生活の始まりでした。

 

そう、必ずしも大きな決断は良い結果にはならないのです。しかし、その決断の経験はその後多くの良い結果を生み出す一歩になります。